9/11にタイのバンコクからバングラデシュのダッカに向かいました。
バングラデシュは世界最貧国の1つと言われています。
タイ到着時に出会ったまなぶさんの彼女がバングラでボランティアをされてるそうで見学に行ってこようと思います。
最貧国とはどんなもんか。見てみんと分からんよね。
バングラデシュの基本情報
・面積=日本の1/4
・人口=1億5千万人
・首都=ダッカ
・民族=ベンガル人
・言語=ベンガル語
・宗教=ほぼイスラム教
・為替=0.7タカ/円
・1971年パキスタンから独立
・世界最貧国
・ローラの出身国
ローラの出身国なんですね。ローラのお父さんの出身国?
面積狭いのに日本よりも人口が多いらしいです。最貧ってアフリカの少数民族なイメージですけど勝手な偏見は意味がないです。
川が多く水害が多いようです。川が多いせいかめっちゃ蒸し暑いです。
タイのバンコクからバングラデシュのダッカへ飛行機移動
タイでは体調崩したりであまり動けなかったけど、たくさんの大学生と出会うことが出来ました。
大学生とかただのガキやと思っていましたが、みんなしっかりしていて日本の将来は明るいかもしれません。
午前11時。体調も悪いんどえタクシーに乗って空港まで向かいます。涼しいし早いし快適です!
値段も300バーツで1000円くらい!安い!日本やったら5000円くらいかかる距離だと思います。
いよいよバングラデシュ行きの飛行機に。う、うん・・・なんか飛行機ボロい。大丈夫かな。
ガタガタ揺れながらも離陸。乗り心地は想像通りあまりよくありませんでした。
前の席の子供がちょっかい出してくる。
どこの国も子供はかわいいもんやな。
でも今はまじしんどいっす。ごめんなさい。
2時間ほどで着陸。どこか経由しダッカを目指すようです。
その後1時間ほどで到着しました。
機内でお菓子とドリンクもらいましたが、このマンゴージュースがめちゃくちゃ美味しいです!
そうこうしているうちにダッカに到着しました。
空港は思ったよりキレイです!めっちゃ小さいけど想像以上で日本のショッピングモールのようです。
と思ったらイミグレーションの外は何故か夜遅いにも関わらず人がたくさんいます。
タクシーの人達でしょうか。
それにしても多すぎます。もしかして、これが物乞いですか?
さて、空港を出るとまなぶさん突然面白いこと言い出しましたよ。
「ダッカからボリシャルまでバスで行くけど、バスは明日やねん。俺らホテル泊まるわ。また明日なー!」
え?空港で右も左も分からんのに?体調悪いのに?
そんなんなんも聞いてないしホテルも取ってないし!
空港泊?バングラで?死ぬ!!
お願いして僕もホテル連れてってもらいました。
空港を出て、ボロい軽のワンボックスの半分くらいの大きさのタクシーに乗って宿へ。これCNGって言うらしい。
窓も無いしエアコンもない。排気ガス臭い。すれ違うバスとか地獄行きですか?ってレベルのホラー映画に出るようなボロさ。
めっちゃ怖くなってきた。怖い。お父さーん!
お父さん僕が小さいとき言ってたよね。
「貧乏を知れ。贅沢したあかん。貧乏を知らんとあかんのや。」
僕は今、世界一貧乏な国にいます。子供が汚い食いもん持ってタクシーに群がってきます。
日本の戦後ってこんなんやったんかな?
正直、地獄です。
同じ人間なのに、何故こうも違う?
僕生きたまま地獄を見ることが出来たよ。なんだか頬が冷たいと思ったら涙流れてた。
怖い。ここ怖いよ。
でも目を背けない。ここは地獄じゃない。同じ地球や。現実をしっかりみてくるよ。
日本は本当に恵まれているな。
バングラデシュの首都ダッカのを観光?というか見学
昼間見る街並みはやっぱり地獄やった。
けどホテルを出たそこはバングラデシュの最高級住宅街らしい。
地面に穴空いていますけど。
散歩で最貧国の高級街を散歩してきた
バングラデシュはリキシャがいっぱいいます。
リキシャとは、人力車のことです。
日本がバングラデシュにたくさん寄付したことでリキシャという名前で普及しているようです。
ちょっと跨がせてもらいました(笑)
お腹がすいたので歩いてすぐのレストラン街に行きました。
ピザとかも食えるし薬局も普通にあります。
ランチはなんでもよかったけど、まなぶチョイスで日本料理屋さんに行きました。
焼肉定食500カタで700円くらい。普通に高いです。味は全然美味しくないです。
その後カフェに入りました。
オレンジジュース350タカ。500円くらい。普通に高いです(笑)
バングラでもダッカなら日本並の金を出せば日本並の生活が出来るそうです。
それと面白いところに行きました。服屋めぐりです。
世界中のブランドがバングラデシュで服を作っています。
ユニクロもバングラデシュで服を作っています。ユニクロの工場が増築の繰り返しで一部崩壊した有名な事故がありましたが、それはバングラデシュの話です。
その世界中のブランドの検品ではじかれた物がバングラデシュ国内で安く売っています。
日本で3万円くらいしそうなアディダスのジャージが5000円くらいで売ってました。
バングラデシュは蒸し暑くてすぐ汗をかくのでTシャツを買いたしておきました。
オールドダッカで船や馬車に乗って遊んできた
ダッカという町は新しい部分と古い部分があるらしいです。
宿で出会った日本人の佐原さんとオールドダッカを見にいきました。
移動手段はバスです。どれに乗ればいいか分かりませんが、現地の人に「オールドダッカ!」と言えば教えてくれます。
バスはボロボロで常に満員です。人が乗り過ぎてて傾いています(笑)
20kmほどの距離を3時間もかけようやくオールドダッカに到着しました。
到着したそこは本当にカオスです。
まだ旅なれしていない僕には刺激が強過ぎです。
交差点に信号はありますが誰も従いません。交通ルールはあって無いようなもんです。
あ、うんこ落ちてる!犬じゃないな!でけーわ!!と思ったら馬が!いや、馬車や。
これはアトラクションとかじゃなく、現地の交通手段です。馬車ステーション的なのがあります。
しかし、どこに行っても人が多いです。
なんせ九州に日本人全員詰め込んだようなもんやでな!人口密度がハンパないっす!
うじゃうじゃいる人ごみを突き抜けると船着場があるらしいけど道がさっぱり分かりません。
そんなときは聞けばOKです。
バングラデシュの人はとても親切で、言葉が通じなくても目的地を言えば教えてくれます。
おじさんに道を聞いたら親切にリキシャを捕まえてくれ、更に目的地まで伝えてくれました。
なんかだんだんベンガル人好きになってきた(笑)
船着場に着いたらボロいボートに乗ってみました。一人100タカ(150円くらい)。
人ごみに疲れたので少しのんびりしたかったんです。
のんびりと流れる川をボートに揺られながらぼーっとしてました。
俺今バングラデシュにいるんやなー。
川で選択している小学生くらいの女の子がいる。
日本は洗濯機を使えば乾燥まで全自動だと思うと、世の中には本当に知らない世界がまだまだあるんだと実感した。
だいぶいい時間になってきたので帰りは電車に乗ろうと駅へ。
駅に行くまでに馬車を使ってみました。
電気もガソリンも使わずに走る車です。最高にエコです。
駅の周辺は物乞いとか多いです。宿で駅周辺は気をつけろと言われていました。
カウンターでチケットを買ってそそくさとホームへ。
駅員さんにチケットを見せがホームまで案内してもらいました。
突然目に入った窓から見える景色に目を奪われた。ガチなスラム街です。
ゴミを器用に組み立てた家。ゴミのような服を着てる人が山のようにいる。
言い方はものすごく失礼だけど、本当にそんな世界です。
子供が遊んでる。
笑顔はとてもゴミとは言えない。
どこの国もどんな環境でも子供の笑顔はかわいいもんや。
ところで電車どこで降りるんやろ?アナウンスも無いのでさっぱり分かりません。
なんとなく降りよう。そう思ってたら近くのおじさんが「君はエアポートまで行くんだろ?おじさんに任せときな」的なこと言ってきて空港で一緒に降りてくれた。
ベンガル人はもう神の勢いです。(うざいやつもいるけど)
ダッカでお世話になった宿紹介
バングラデシュは日本人旅人が少ないのか、あまり日本人のゲストハウスというものがありません。
現地の宿はいくつかあるようで、値段も500タカくらいで泊まれます。
僕は怖かったので日本人宿に泊まりました。
日本人宿あじさい
宿の入り口には宿の看板はありません。
日本人の宿だとばれると強盗が入るかららしいです。
中はめちゃくちゃきれいで、1階はレストランになっています。もちろん日本食です。
少し値段は張りますが普通に美味しいです。
宿の値段は少し高く1500円くらいしたと思います。
まとめ
欲しい欲しいも言うけど、分け与えることをすごく大事にしてる。
たぶん時代的にもお隣さんに醤油を借りてた日本と同じくらいなんやと思う。
国は貧しくても人の心はとても豊かな国やった。また来たいとは思わないけど(笑)
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