昔トルコではキリスト教の人がイスラム教の人に迫害されていました。
日本の絵踏みのようなものです。
キリスト教というだけで殺されてしまうのです。
カッパドキアに逃げてきたキリスト教の人たちは、地下にありの巣のような都市を作り、イスラム教の人達からの攻撃から身を守っていたそうです。
その地下都市を観光してきました。
地下都市デリンクユまでの行き方
カッパドキアには地下都市とやらがあり見に行ってみようと思います。
前も書いたかな?キリスト教の人がイスラム教の人に迫害されて逃げるために地下にありの巣のような街を作って暮らしていたとこです。
有名なのが4つあって一番でかいのがデリンクユってとこのみたい。
4万人もの人が住んでいて地下8階まで広がっていたとか。入れるのは崩落の危険などでその一部だけですが楽しみです。
まずバスターミナルからバスに乗り15分ほどでネブシェヒルという街へ向かいます。2.5リラ(約125円)。
ネブシェヒルもカッパドキアの一部らしいです。
あれ?カッパドキアって街の名前じゃないんや?そういや俺の泊まっている宿はギョレメというとこにある。まあいいか。
バスを降りてすぐ次のバスに乗りデリンクユという街を目指す。5リラ(250円)。
乗車時間は40分くらいです。
これでほぼ目の前まで行けます。
バスの中でかずとさんに出会いました。
僕と同じ歳だし目的地も同じなので一緒に行くことにします!
地下都市デリンクユに入ってみた
到着した街は寂れた田舎町って感じです。
地下都市は世界遺産なのに街は栄えてないようです。
見渡してみるが地下都市らしきものは見当たりません。
人に尋ねると「あっちだよ」と言うが、そっちを見ても何も無いけど?
言われた通りに進むとありました。
え?これ?
一応世界遺産の看板はあります。
もっとオシャンティーなゲートがビルドしてるかとシンキングしてたけど違いました。
外っ面は公衆トイレみたいですが、中に入ってみたらびっくり!!
迷路やん!てか蟻の巣!
お風呂やキッチンもあり、大食堂や教会もあります。
地上に突き抜けた穴。
これは地中に荷物を入れるときのエレベーター的な役割だったそうです。
※写真は下から上に撮っています。
この下の写真の通路の左側の丸いやつは、敵が侵入してきたときに道をふさぐのに使います。
ガイド無しで入ったけど、かずとさんが詳しくてめっちゃ楽しめました!
ゴミしか溜まって無い部屋とか崩落してる部屋は危険なので入らないほうがいいです。
充分楽しめて20リラ(約1000円)。
ご馳走さまでした。
成り行きで別の世界遺産を観光
地下都市はあまり長居できませんでした。
上下移動が多く僕が疲れてしまいました(汗)
とりあえずみんなも満足したようなので外に出てベンチで休憩することにします。
蟻の巣トークを満喫していると見知らぬ老夫婦が声をかけてきました。
何やらタクシーをシェアして別の世界遺産を見に行こうという話です。
え、めっちゃいいやん!ぜひ行きましょう!ということでレッツゴー!!
調査無しで行ったので何があるのかさっぱり分からないけど、たどり着いたのはグランドキャニオンのような谷にいくつも掘られた教会の跡。
老夫婦仲良しで見ててほっこりします。
老夫婦が家で作ったという自家製ワインをくれました。
トルコの人はワインを家で作るんですね。
日本は家でお酒を作ることは違法です。
約2時間ほど谷底の大自然を満喫しながらワイワイ散歩を楽しみました。
それから再度タクシーをシェアしデリンクユへ戻り、バスでギョレメに帰りました。
激安簡易トレッキングで夕日見に行った
宿の息子さんかな?
カッパドキアの岩山に穴を空けてキリスト教の人達が暮らしていた場所をトレッキングで観光してきました。
トレッキングは15時ごろ出発。
カッパドキア独特のギザギザした岩の隙間を縫うように丘に登って行きます。
岩には所々穴が空いていて、住居や教会として使われていたとか。
キリスト教の人がイスラム教の人に迫害されて逃げついたのがカッパドキアらしく、岩に作られた教会が生々しく感じます。
教会の中に入ってみたりしながら辿りついた山の上。
高いところの景色は本当にきれいや。
ギザギザの岩が夕日で赤く染まってさらにきれいです。
しかもスタッフの男の子がワイン持ってきてくれた!ナイス!笑
このトレッキングで10リラ(約500円)は安いです!
カッパドキアをサイクリング観光
本当は原付で観光しようと思ったのですが、車の免許は日本に置いてきてしまったためバイクを借りれませんでした。
仕方なし自転車をレンタルしました。4時間で12.5リラ(約650円)です。
まず向かったのは三姉妹の岩というところ。
いきなりやけど長くて急な登り坂で、30歳にはきついです(笑)
がんばって歩いて登りました。
下りは楽です。ひたすら下ってるとバスが止まってる場所を発見!
近づいてみたらレッドツアーに参加してたゆうちゃんがいました。
お金がある人はバスで観光するようです。
僕は大人なのでお金はありますけど、設定は貧乏旅行なので自転車です(笑)
三姉妹の岩はよかったけど、それ以上に岩の向こうの景色が凄かった!
次はらくだ岩!
またしばらく下ったあとはほぼ平地です。
平地なら楽勝やと思ったけど甘かった。
レンタルしたチャリが平地やとやたらと重いんです。
しかも変速もガチャガチャ言ってて壊れそうやし。
ぜーはーぜーはー言いながらなんとか辿り着いたらくだ岩。
がんばってチャリこいで見に来るほどのもんでもなかったな。一応写真!
次はギザギザ岩を目指すルートですが、体力がもう限界です。
まっすぐ行くとギザギザ岩。左に行くと近道。さあどうする?
左行きました。もう無理です。
うっすら下りが続いたところで自転車のチェーン外れました・・・。
なんとかチェーンを治して再出発しましたが変速機能が効かなくなってしまいました。
更に近道をしようと畑にダイブして迂回ルートを短縮!!笑
畑を突き抜けたそこはギザギザ岩でした。
ギザギザ岩ってちん○ちんにしか見えん!
勃起ちん○ちんがめっちゃいっぱいそびえ立ってる!笑
なんて卑猥な観光スポットなんだ!ここはちんちん岩と名付けよう!
まだ10kmほどある・・・疲れた。
なんとか4時間経つ前に帰ってこれました。
カッパドキアで自転車は無謀だからやめたほうがいいです。
疲れたし今日は贅沢にビール頂きます!ゆうすけくんと乾杯!
パムッカレの雪のように広がる白銀の世界
カッパドキアめっちゃ楽しかったです。
お金いっぱい使ったし素敵な出会いもたくさんありました。
イスタンブールに戻る前にパムッカレという街で石灰棚というものを見てこようと思います。
バスターミナルは来たときと同じところから乗ります。
午前5時ごろパムッカレに到着しました。
さて、街に着いてまずはメトロ社(バス会社)のオフィス探します!
昨日はsuha社のバスに乗ったんだけど値段同じでサービスが悪かったです。
何事も経験やけど。イスタンブルに帰るバスはメトロ社のものにしようと思います。
今日の夜にまたバスに乗りイスタンブルに向う予定です。
パムッカレには宿泊しないので荷物を置いておく場所がありません。
なのでバスチケットを購入し荷物をおかせてもらう作戦です。
パムカレ→イスタンブルのバスは65リラ(約3250円)で10時間ほどの移動になります。
荷物を置くのは無料でした。ラッキー。
朝7時。荷物を置いてまずは腹ごしらえします。
近くのぼろい建物で売店で買ったパンを食う。レストランまだやってません。
バスオフィスでしばらく寝て、11時ごろから出発します!
日本食レストランを発見。入ってみたけど結構高い。さすが観光地価格です。
9リラ(約450円)の貧乏セットってのがあったからそれを頼みました。
安い!しかもこれがまた結構うまい!日本食レストランなのにトルコ料理っていう。
ヨーグルトに梅入ってる!まずそうやけどこれが本当に美味しいです!梅がうめー!!
ちなみに他のメニューは20リラ(1000円)以上します。
腹もいっぱいになったので石灰棚に向かいます。
200mほど歩いたら見えちゃった。
雪山みたいでめっちゃきれいです。
入場料は20リラ(約1000円)やったかな?
石灰の上は土足は禁止です。
靴を脱いで入場します。
雪のように広がる白銀の世界。
まぶし過ぎる。
石灰棚に水がたまっているとこは鮮やかな水色で人工的なプールのようです。
一番上まで行くのは意外と時間がかかりました。
すべる場所もあるしざらざらの場所もあります。素足ではなにかと大変です。
転んで水浸しになっている人もいました。
上まで行くと残念なことに水の無い棚が広がる。
オフシーズンだと水が無いこともよくあるそうです。
しかし、別の見どころも発見!
何かの遺跡です。
遺跡ってどれも同じように見えてしまう感性の乏しい僕だけど、でも遺跡見るの好きです。
映画の世界に入ったみたいになります。
ローマ劇場とか1個見れば十分で2個目からは対して驚かないけど見たくなる。
丘の上で飲むビールは格別やった。値段が!10リラ(約500円)と通常の倍以上です。
夕日が見たくてボーっと石灰棚に座り込む。
ぬるいお湯が流れていてみんな足湯のように足をつけています。
実際流れるお湯は温泉らしいです。
いよいよ日も落ちてきて白い景色がオレンジ色に染められます。
同じ地球とは思えない光景でした。
もしかして今雲の上にいるのかな?ここ空島?スカイピアのモデルか!?
夕日を堪能しながら暗くなる前に下山。
夕飯にはケバブを食べました。
ケバブはほんとどこ行っても美味しいです。
バス会社のオフィスに戻りマスクを着けてバスを待ってるとトルコ人がマスクを面白がって近づいてきました。
みんなで記念撮影
まとめ
地下都市、渓谷などカッパドキアはトルコの歴史を感じることが出来ました。
人もみんな優しくて、ベンチに座っているとお茶をくれます。
タクシーをシェアしたり、マスクをつけて写真を撮ったり。
トルコ料理も美味しく、トルコ大好きです。
いつかまた来たいと思います。
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