エジプトと言えばピラミッドやツタンカーメン以外にもありますね!
そう!サハラ砂漠!
サハラ砂漠はアフリカ北部に広がっており、東はエジプトまできています。
1週間ほど赤痢とやらになり身動き取れなかったのでどこか行きたくてしょうがない症候群です。
赤痢って日本では隔離されるレベルらしいですね。
エジプトの医者に赤痢って言われたけど本当にそんな重たい病気だったのかは分かりません。
ただ、5日間ほど食欲ないのに下痢は出る状態で、たまたま宿にいた旅人看護師のおねえたまはめちゃくちゃ心配してくれました。
このご恩は一生忘れません。
あ、エジプトのガラビア買ってみた。
これでエジプトをうろうろしてみようと思います(笑)
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サハラ砂漠ツアー申込み
サファリの宿でサハラ砂漠ツアー申込み出来るみたいです。
まだ病気でぐったりしているうちに看護師のお姉さんが申し込んでくれました。
もしかしてだけど、サハラ砂漠で僕と青○したいんじゃないのー!
ツアー会社とかは分かりませんが、バハレイヤという町のツアーらしくそこまで移動が必要になります。
カイロからバハレイヤのバスは往復100ポンド(1500円)です。
そして、サハラ砂漠ツアーは200ポンド(3000円)です。
合計でも4500円なら安いほうだと思います。
サハラ砂漠ツアーめっちゃ最高です!
今日はツアーの日。
朝起きると、もう一人の音楽家のこわたさんが釣竿で落としてしまった洗濯物を釣っていました。
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バハレイヤまでバス移動
大地くんと海人さんを起こし、サブバックに最低限のものだけ詰めて出発!
女性二人は先乗りしているようです。
バハレイヤ行きのバスは想像以上に狭いです。というか隣のシートのお兄さんのガタイが良すぎて狭く感じます。しかも暑くるしい。
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バスは6時間ほどで到着しました。
バスが到着するとすぐに迎えがきました。
先乗りしてた女性2人と合流し、ツアー会社の家でお昼を頂きました。
昼食もツアーに含まれているそうです。
昼飯だけ食ったらそのままツアーにゴー!いざサハラ砂漠へ!
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クリスタルみたいな石ばかりで出来たクリスタルマウンテン
まずはクリスタルマウンテンです!
クリスタルみたいな石ばかりで出来た小さい丘みたいな山です。
砂漠の中にあってあまり目立たないけど、近くで見るとまじできれいでした!
写真じゃ伝わりにくいのが残念です。
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砂漠の砂にホワイトチョコかけたみたいな白砂漠
次は白砂漠です!
砂漠の砂にホワイトチョコをかけたみたいな感じです。
元々海やったみたいで石灰でこうなったらしい。
景色も不自然に突起物があり海の底を想像させる。海の底知知らないけど。
ここで夕日を見た。
ホワイトデザートに沈む夕日が堪らなく美しかった。感動した!(小泉さん風)
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ディナーは砂漠でBBQ
夜は砂漠でBBQとかたまらんアウトドア感です!
行ったらドライバー以外のスタッフが料理を作って待っていまし。サービスいいですね!
米がめちゃくちゃうまい!
エジプトの米はジャイカが日本のコシヒカリを広めたらしくて普通に美味しいです。
食べ方は油がかかっていたり、ソースがかかっていたりと味付けご飯が多く白いままは食べないようです。
おかずは肉じゃがみたいなのとサラダとチキン!BBQっぽいのはチキンだけ!
どれもBBQと砂漠という雰囲気が美味しさの上限を引き上げてくれて最高です。
砂漠で酒飲んで騒いでめっちゃ騒いで楽しんだ。
エジプト人の40くらいのおじさんがガチでゲイっぽくて膝とかさすってきて気持ち悪かったけど(笑)
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夜は砂の上にマット敷いて寝袋とブランケットで寝ました。
砂漠の夜は寒くて持ってった服も全部着込んでギリでした。
ダウン持ってきててよかったです。
砂漠のツアーに参加するならダウンと寝袋は必須です。
顔だけ出して空を見上げると視界の端まで星空の天井。
月の存在感がすごい。
3時ごろに月が沈んでからはよりいっそう星空がきれいに見えた。
一人で寝てたからまわりで音はしない。
砂が風で転がる音が聞こえる。
地球上に俺しかいないみたい。
星空に吸い込まれるように眠った。
砂の上で宿泊
朝日を見たくて、事前に調べていた夜明け時間より早く起きました。
あたりはぼんやり薄暗い感じで、起きて砂山を登って地平線から朝日が上がるのを待ちます。
空はすっかり明くて太陽のほうだけうっすら赤くなってる。
空の端が徐々に赤くなっていき、そこから現れた太陽。
夕日の寂しげな感じはなくゆっくり力強く大地を照らしていく。
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日が上がり照らされたとこから暑くなってきます。
サンライズだけ見たら二度寝しようと思ったのに暑くて寝れません!
僕の人生でこんなに素敵な朝日を見ることがあるなんて。
チョコチップのトッピング黒砂漠
荷物を整理して車に乗り込み黒砂漠へ向かいました。
黒砂漠は噴火でそうなったらしい。
砂の上に黒い固まった溶岩がチョコチップのようにトッピングされてる感じです。
溶岩の手触りはザラザラした感じじゃなくちょっとゴムみたいな弾力のある触り心地でした。
火山らしき山に登ってみました。
低くてすぐ登れます。
山の上から見た砂漠の景色は絶景でした。
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完全フリーの混浴温泉
次に向かったのが日本人が大好きな温泉!
とは言ってもきれいな旅館じゃないです。
石のプールにお湯張ってるだけみたいな野温泉です。
それでも久々に熱いお湯に肩までつかれて大満足です!
砂漠ツアーの疲れもとれますね!
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ツアーはここまで。
これで200ポンド(3000円)は安いです!
急いで宿に戻れ!カレーが待ってる!
ツアー後はバハレイヤの宿に1泊し、翌日バスでカイロに戻りました。
バハレイヤのバス停の近くにあるターメンヤサンドというのがめちゃくちゃ美味しかったです。
しかも10ポンド(150円)と安いです。おすすめです。
10時にボロいバスに乗り込みカイロへ向かいました。
途中休憩を挟んで16時ごろにギザ駅の近くに到着しました。
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そこから電車で宿に帰りました。
夕飯までには間に合いそうです。
まっしぐらに宿に帰ったのは今日はカレーを作る日だからです!めっちゃ楽しみ!
日本のカレールーを持ってきたのりぴーに感謝!
米はコシヒカリで、ナス、ジャガイモ、鳥肉を放り込んで完成したカレーは色どりが少し違ったけど香りも味も日本のカレーでした。
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エジプト最後の夜にうまいもん食えてほんとによかった!
あ、俺明日宿出ます。
ハルガダから出る安い飛行機を見つけたのでそれでトルコに飛びます。
バストラブルで飛行機に乗れないかも!?
11/6
今日は夜行バスでハガルダという町に行き、そのままハガルダの空港からトルコに飛びます。
昨日、カレーを食べていると、下のフロアの宿にエベちゃんが泊まっていることを聞きました。
昼はエベちゃんカップルとゆうすけくんと4人でコシャリを食べました。
エベちゃん久々会えてよかった!
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またどこかで会いたいな。
18時にバスを予約しているので、17時に苦楽を共にした仲間に別れを告げ一人バックパックを背負い街に出ました。
感動の別れをした後、5分後携帯忘れて宿に戻りました(笑)
17時半ごろバス停に到着。
スタッフにバスはどれですか?と聞くとシッダウンと言われる。
座って待てってこと?座って隣に座ってたおじさんにチケットを見せると何やらスタッフと話してくれた。
どうやらトラブル発生でバスが出ないらしいです。
次のバスは23時だからゆっくりしてなと・・・えぁ!!?到着は翌朝7時?飛行機4時なんですけど!!
慌てて状況を説明するが僕も相手も英語が曖昧でなかなか伝わらない。
なんとか伝えるとバスチケットをお金に変えて別のバスステーションを当たりなと冷たい態度です。
まじお前らの責任だろが!タクシー代くらい出せよ!
しゃーなしタクシーに乗り込み向かってもらいますが、5ポンドくらいで行ける近場と聞いてたのに15分経っても着かない。
メーターも10ポンドになってる。怪しくなってきて金払って飛び降りた。
地図を見ると宿の近くだったので途方に暮れ宿に帰ることに。
料金をたくさんもらうために遠回りしてたりくそボケなことしてんな!!
ほんとエジプトのタクシーは全員ゴミです。
また戻ってきた僕に宿のみんなは爆笑してますが悲しすぎる。
諦めてカイロから出る飛行機を買おうと思ったが、宿の管理人のイスラムさんが別のバスステーションに電話してくれてチケットを確認してくれた!
「19時発があるから走ればまだ間に合う!」
いずらむざん!!!泣いてもいいですか!?
笑ってたみんなも突然まじになる!
もしかしたらまだ間に合うかも!
「旅のネタが出来てうらやましい」と笑う大地くん。ごめんそんな余裕無い!笑
イスラムさんのお陰でオセロのようにエジプトでの全ての汚点がひっくり返った!
困ったときは助け合う。
貧しい国でも先進国でも当たり前なんだよな。
中には悪い人がいるのも同じ!
15分ほどバックパックかついだまま走り息もぜーぜー。汗びっちょり。
ギリギリで間に合った。
バスに飛び乗りイスラムさんに別れを告げ座席で地図を確認すると最初のバス停からすぐ近くでした。
歩きでも10分くらい。
タクシー降りたのは全然違うとこ。
まじタクシーだけはクソ野郎ばっかりです。
とりあえずこれで明日の2時にはハルガダに着く予定。
4時の飛行機間に合いそうです。
2時にバスが到着するとタクシーに飛び乗り、空港へ行ってくれと告げると深夜でバスとか無いことをいいことに100ポンドとかぼったこと言ってくる。
財布には100ポンドあったけど50ポンドしか無いと言うと仕方ないからそれで行ってやると言うぼったくりタクシー。
通常なら10ポンドくらいの距離ですが、背に腹は変えられません。
飛行機が4時だから急いでくれと言うと地元ルートみたいなとこぶっ飛ばしてぐんぐん抜いて行ってくれました!笑
50ポンドパワーすげー!
深夜でガラガラの空港は税関も荷物チェックもほぼ並ばない上にゆるゆるですぐゲートに辿り着きました。
チェックインのときにヌエバから入ったことで何やらチェックされたけど問題は無ありませんでした。
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無事飛行機に乗り込み、数時間後にはトルコです。
アジアとヨーロッパの境目トルコ!
三大料理のトルコ!
人が優しいって噂のトルコ!
楽しみすぎる!!!
まとめ
この旅中に病気になったり、旅の目的を見失ったり、たくさん迷い悩みました。
何故人は迷うのか。
目的をしっかり持つことで改善されそうですがそれはだいぶ生ぬるいです。
迷わない方法として選択肢を無くすという戦略が一番効果的だと思います。
僕は23歳のときにサラリーマンで生きていくなら死んだほうがいいと思いました。
そして、フリーランスを3年ほどやったときにそれはサラリーマンの延長でしかないと気付きました。
自由を手に入れる仕組みを作ろう。
その技術は持っている。
そして、収入を得ながら旅が出来るまでになりました。
ぬるい道ではありませんでしたが、他の選択肢を捨てることで人は一番幸せな選択が出来るんじゃないかなと思います。
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