ビットとかバイトとかよく耳にするけど、それは何?
何が違うの?
という方向けの記事です。
コンピューターはそれほど頭がよくない
調べごとも会社の事務処理もなんでもコンピュータ任せな時代になっていますが、実はコンピューターはそれほど頭がよくありません。
(そもそも頭は無いですけど。)
コンピュータは実は情報を0か1でしか判断できません。
0か1と表現しましたが、「有りか無し」や「ONかOFF」でも同じです。
たとえばメールなどで「こんにちは」と入力したとします。
人間の目には5文字でひらがなで挨拶だなと認識できますが、コンピューターは理解できません。
これをコンピューターの理解できる機会語に変換する必要があります。
機会語は0か1で表現する2進数になり、「こんにちは」は、「111000111000000110010011111000111000001010010011111000111000000110101011111000111000000110100001111000111000000110101111」となります。
頭がよく無いというか、情報の捕らえ方が違うのかな?
ビットとは
ようやく本題です。
ビットは上で表現した2進数の0と1で表現されるデータの1桁のことです。
「11100011」のように8桁あると8ビットになります。
ビットは、コンピュータ上で使う単位の最小になります。
ちなみに8ビットはどれだけの情報を扱えるか?
仮に10進数で10000000と8桁書くと1000万になりますね。
つまり1000万パターンのデータを扱えるということです。
これは10の8乗と計算できます。
2進数の8ビットは2の8乗で256となります。
つまり256パターンのデータを扱うことが出来るということです。
バイトとは
先に言っておきますがアルバイトのことじゃないです。
バイトもビット同様単位を表します。
一般的には1バイトは8ビットになります。
8ビットあれば文字のパターンを網羅できるから 1バイト=1文字=8ビット となったようですが本当のところは分かりません。
コンピュータが作られたのは英語圏(たぶんアメリカ)で、アルファベットの大文字小文字と記号を併せてもたいした数にはならなかったようです。
しかし、1バイト=8ビットをベースにコンピューターが作られ、それが世界中に普及してしまっているので、一般的には1バイトは8ビットになります。
ちなみに1024バイトで1キロバイトになります。
1024というのは2の10乗のことです。
1024キロバイトで1メガバイトになります。
だからといって、すき家のメガ盛りは100万倍盛られてるわけではなく、ただの「大盛りより大きいよ!」という表現です。
まとめ
結論を言えば、ビットもバイトもただの単位です。
2進数の1桁を1ビット。
8ビットで1バイトとなります。
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