これからフリーランスのエンジニアになりたいと思う方は、どれだけスキルがあれば大丈夫だろうと不安に思う方もいるでしょう。
フリーランスどころかこれからプログラマーを目指すという方はまず次の記事をどうぞ。
≫ 独学でプログラミングは無理なの?効率の良い勉強法教えます
ちなみに僕はまる3年会社員をやってからフリーランスになりましたが、ちょうどよかったかと思います。
そもそもフリーランスとは何かを考えると答えは見えてくると思います。
フリーランスのエンジニアになるために求められるスキル
これは最低限必要なものではなく、あればいいなというレベルのスキルです。
最低限という意味では独学で数ヶ月勉強してそのままフリーランスになる人もいます。
フリーランスと会社員の違いは、契約の違いだけです。
会社員は失敗しても日本の法律で守られているのでクビになったり減給になったりはしません。
一方フリーランスは失敗したら即サヨナラです。
3ヶ月更新が多いと思うので3ヶ月に一度クビに近い状態になるようなもんです。
そしてボーナスも福利厚生も無いです。
その代わり収入が多いというだけです。
実務経験
フリーランスになる前に会社員でプログラマーとして働いたほうがいいです。
作業の流れや現場の雰囲気を掴むことが出来ます。
会社員でなくてもアルバイトでも派遣でもいいです。
というのも、雇われている場合は失敗しても責任の範囲が小さいです。
失敗してもすぐ次の仕事が来ますし。
最初の経験が少ないうちは失敗したり何も出来ないなんてことがあると思います。
そういった期間だけでも会社員として経験を積むのはありです。
目安としては1年くらいです。
1年もあればそれなりに仕事も出来るようになるでしょう。
僕は3年会社員をしていました。
3年ほどやればチームリーダーなどそれなりに責任のあるポジションも任されるので後々が楽になるように思います。
僕は管理とか興味なかったのでもっと早く辞めてフリーランスになればよかったと思ってます(笑)
スキルシートの作成方法
スキルシートというのは、どういったシステムを作ったかを整理したものです。
プログラマーなのに「魚を捌いて刺身の盛り付けが出来ます」とかは書かないです。
プログラマーとしての実務経験や取得した資格などをまとめます。
詳しくは開発に用いたプログラム言語やサーバーやDBなど環境を書いたり、実際にそのプロジェクトの中で自分がどういったポジションで何をしたかなどを書きます。
よくITドカタの世界ではこのスキルシートに下駄を履かせていかにも出来る人っぽく見せる場合があります。
それは詐欺で犯罪なんでやめましょう。
このスキルシートはネット上にフォーマットが転がってますのでそれを埋めていけば大丈夫です。
自前で作ったWEBサイト
これは本当にあればいいなというものです。
WEBプログラマーと言っても温泉の予約サイトを作る人もいれば、大手メーカーの在庫管理システムを作る人もいます。
温泉の予約サイトならURLを実行すれば自分が作成したページが見れたりしますが、大手メーカーの在庫管理システムの場合はどんなシステムを作っていたのか口でしか説明できません。
温泉の予約サイトにしても秘密保持契約を結ぶ場合が大半なので安易に「これ僕が作りました!」とか言えません。
なのでフリーランスとしてお客さんと面談をしたときに自分がどんなものを作れるか証明する方法が無いのです。
そんなときなんの収益も無くても自前で作ったWEBサイトがあれば「勉強がてらこれ僕が作りました!」って言えますよね。
目で見て何が出来るか伝えることが出来るので当然面談も通りやすくなります。
僕は友達が独立した際にWEBサイトが必要になり、そのWEBサイトを格安で作る代わりに面談で「これを作った」と言わせてくれとお願いして作りました。
調べるスキル
フリーランスでも会社員でもプログラマーはずっと勉強していくことが必要です。
勉強と言っても学生のように必要ないことを無理やり頭に叩き込むようなものではないです。
現場で分からないことがあったらそれだけでなくそれに関連することまで調べるくらいです。
勉強というとネガティブな感情が出てくると思います。(僕だけでしょうか?)
調べるというともっと気が楽ですね。
ググるって言えばもっと身近なものです。
「あれ?これなんだろ?」って思ったら調べてみることが大事です。
プログラムコードに関することなら試しに作って実験すればなお良いです!
これを習慣化するまで自分に落とし込めばもはやエンジニアとして1人前です。
フリーランスのエンジニアになるには習慣が大事
上でもお伝えしましたが、フリーランスと会社員の違いは契約だけです。
法律に守られない代わりに収入が多いだけです。
ではフリーランスは安定しないのかと言うとそうではありません。
そもそも会社におんぶに抱っこで法律のお陰でクビも減給も無いと思ってる人のほうがこれからの時代は不安でしょう。
成長こそ安定
これは会社員とかフリーランスとか、そもそもプログラマーとか関係ない話です。
成長こそが安定を得るためのただ1つの手段なのです。
学歴や資格、役職が安定を作るわけではありません。
もう30年くらい前になりますが、日本は高度経済成長の後バブルの崩壊がありました。
高度経済成長のときは良い大学を出て良い会社に就職することが安定だったのです。
その時代は「まじめにコツコツ」が安定を得るためのルールでした。
だから会社員になることが安定だと思っている人が多いのは仕方がないことです。
しかし、この記事を読んでいるあなたはフリーランスを目指そうと思ったきっかけがあるのでしょう?
時代のルールが変わってきているということです。
今の時代には今の時代のルールで戦う必要があります。
そして今の時代は良くも悪くも変動の大きい時代です。
ITは休息に成長し、SNSはmixiなんて使ってる人いないでしょ?笑
YouTuberなんて職業もほんの10年前にはありませんでした。
時代は変化しているのです。
だから時代の変化に合わせて自分も成長する必要があるのです。
成長は習慣で作る
もし毎日なにか1つ毎日行ったらあなたの人生が良くなるものはありますか?
それを仮に1年継続できたら人生はどのように変わると思いますか?
例えば僕はデブでは無いですが座り仕事なんでお腹がぽっちゃりしてました。
生活習慣病とか怖かったので運動をすることにしました。
1日たった15分の筋トレで日曜日は休みです。
それを1年間継続したら腹筋はうっすら6つに割れて胸や肩の筋肉は服の上からも分かる程度に盛り上がってきました。
このようにほんのちょっとの習慣が体型を大きく変えてしまったのです。
プログラマーの習慣としては上でも紹介しましたが「調べること」です。
毎日何かちょっとでもいいから分からないこと初めて聞いた単語などを調べたらどうですか?
1年後にはぽっちゃりが細マッチョになるくらい変化がありそうじゃないですか?
まとめ
フリーランスのエンジニアに求められるスキルは基本的なことを教科書を読んで勉強したくらいで充分です。
できれば1年くらい会社員やアルバイトや派遣などで経験を積むのがいいです。
プログラミングスキルという意味でどの程度身につけたほうがいいかということでしたら、下のリンクを参考に勉強をしてください。
≫ WEBプログラミングを始めるために初心者は何から勉強すればいいのか?
でも本当に必要なスキルは調べる力です。
これを習慣化できればもはや怖いものは無いと言えます。
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