ペルーのイキトスという町にきました。
アマゾン川のかなり上流の町です。
飛行機が到着したのは午前6時ごろ。
空港を出るとムワっと暑苦しい空気が広がります。
空港を出るともっと暑苦しいものが群がってきます。
タクシーのドライバーうざい!
けど、空港から町まではタクシーしか手段が無いので1台選びセントロへ向かってもらいました。
到着したのはどっかの宿。なんで?
一応宿の値段を聞こうと中に入ると宿のおじさんが紹介してくれたのはツアーでした。
まあ・・・一応情報としてツアーの内容料金、それと宿の値段を聞いておいた。
宿は一泊25ソル(1000円)。まあ高くは無いな。でもフルらしい。
ツアーは2泊3日ので400ソル(16000円くらい)。事前に調べてた情報では300ソル(12000円)で行けるからここは高いです。
とにかくドライバーにセントロまで行けというが、さらに遠回りしてセントロ付近の別の宿に連れて行こうとしてきた。
面倒だからその場で降ろしてもらった。タクシー代は5ソル(約200円)。
タクシーのドライバーに、去り際に「FUCK!」と言われた。うざい。
宿を見つけてツアーの申込みに行こう!
徒歩で宿探したらいいとこ見つけた!
タクシーを降りた場所は安宿街の通りの一本隣。
安宿街に行き目についた宿を順番に値段聞いてまわったら、3件目で20ソル(800円)というとこを見つけて入りました。
wifiは遅いけどアマゾンなんで仕方ない。
水シャワーやけどくそ暑いから逆に気持ちいい。
受付のおばちゃんは愛想が良くいい宿でした。
宿に荷物を降ろし一息ついたらツアー会社を探しにいきました。
その前に腹減ったから飯!
中央付近のアルマス広場までいって探したらめちゃくちゃ高かった。
メニュー見てもさっぱり分からんけどどれも25ソル(約1000円)。
きっと中心に近いから高いんやろ。
二泊連続空港泊でしんどい体を引きずりとぼとぼと歩くと雨が降ってきた。
これがスコールか・・・もうなんなんや。
雨は10分くらいであがったけど道が池だらけ。
水たまりじゃなくもはや池です。
雨宿り中ふと見ると目の前にスーパーがあったので、ここでパンでも買って食おう。
中に入ると奥のほうにフードコートがあり、まったく読めないメニューから美味しそうな写真を指差し出てきたご飯は写真より質素だったけどめちゃくちゃ美味しかった。
値段も90ソル(約360円)。
ここのツアー会社よかったです
腹も膨れたし次はツアー!
アルマス広場に戻り目に着いたとこに入ってみる。
値段は2泊3日で360ソル(約14400円)。
さっきより安いけどどうなんやろ?情報が古くて値上がりしたんかな?
ちょっと悩んでいるとソッコー300ソル(12000円)に下がった!笑
ツアー内容はどこの会社もそう変わらんらしいのでもうここで決定!
ツアーに行った感想としてはすごくよかったです!
スタッフのあんちゃんらも親切だし、色々案内してくれました。
ツアー会社
次の船移動の予約もしちゃいます
次は、コロンビアとペルー、ブラジルの国境が交わるところにあるレティシア(コロンビア)という町に行きます。
そこまでの船の予約をしちゃいます。
船は毎日は出ていなく、船会社によって出る日が異なるります。
僕は運よく一社だけ狙った日に船があったので即予約。
全て終わったときにはすっかり暗くなってた。
この国は時差の線引きがおかしいから18時で暗くなります。
アルマス広場がきれいでした。
翌日アマゾンツアーに参加してきます。
アマゾンツアー1日目:海のように広いアマゾンに船を出します
いよいよアマゾンツアー。南米に来たなら参加しときたいよな!朝9時にツアー会社の前に集合。
今日は残念ながら雨です。
信じられんようなおんぼろバスに乗り船着場を目指します。
これまた信じられんようなおんぼろ船にぎゅうぎゅうに乗り込む。
なんかアマゾンぽくていいね(笑)
船は雨の中進み始めました。まず、アマゾンの大きな木を見に行くそうです。
船はぎゅうぎゅうで雨も降っててじめじめして気持ち悪かった。しかも雨漏りしてる!笑
30分ほどして船は到着した。
雨で地面がぐちゃぐちゃの中歩き始めた。坂を上がるとそこには小さな村があった。
アマゾンの原住民の生活?いや、普通にコーラとか売ってるから微妙だな。
案内してくれるのは若いスタッフ。
あ、パイナップルなってる!アマゾンぽい!笑
泥道を30分ほど歩くと一本だけ異常にでかい木に到着しました。
(でかすぎてiphoneでは写真撮れませんでした)
30分ほど泥道を歩きさっきの村に帰ってきた。
展望台で荷物をおろしてカッパを脱いだ。パンツまでべちょべちょ。
展望台からのアマゾンの景色は雨の中でもすごい迫力!なんて広いんや!
ハンモックがかかってる。
ちょっと一休み。
その後船に乗りロッジへ向かいます。
お昼ご飯!もう2時やけど。
食事は毎回バイキング形式でした。
キャベツみたいな変な野菜がめっちゃうまい!
ツアーに参加する人はペルー人が多いみたいです。
昼飯のあとに部屋に案内してもらった。アマゾン川に浮かぶ部屋です。
窓には全てネットが張ってあり蚊が入れないようになってる。夜も心配無いね!
余談ですが、僕はあまり蚊に刺されない特殊な体質です。
イグアスで出会った韓国人の夫婦にダニの薬もらっていたので、それをベッドに撒いて、ビーニャで日本に帰る女の子にもらった虫除けの薬を部屋にシュシュ!
これで更に快適なはず!
そのとき太鼓がなった。この太鼓は集合の合図です。
今から釣りに行くらしい。
アマゾン川で釣りとか最高やん!
でも今の時期は雨季で川の水かさが増して魚が分散するからなかなか釣れないらしいです。
森をかき分けるように船は進み、みんなで釣竿を垂らす。
10人以上いたけど釣れたのは一人だけでピラニアではありませんでした。残念。
でも楽しかった!
ロッジに戻り自由時間。アマゾン川を眺めながらのんびりできます。
ネットも無いし、ネット上で仕事をする僕には久々に解放される感じがします。
雨はもうやんでいて、アマゾン川に飛び込んで遊んでる人もいる。ピラニアえんの??笑
僕はジーノという宿の若いスタッフとロッジにある展望台へ遊びに行きました。
日本人が珍しいのか日本の話を興味津々に聞いてきました。
その後少し時間があったのでアマゾン川を眺めながら新鮮な空気を楽しみました。
ここはアマゾン川か。
すごいところまで来たもんです。
そして夜ごはんも同じようなバイキング。
お肉がある!
このバナナを薄くしたやつは僕は苦手でした。
この後森に散歩に行くらしいです。
でも雨で歩ける状況じゃないから船で夜のアマゾンを見に行くことに。
不気味に虫とか動物の鳴き声がする。蚊もハンパない。
正直暗すぎてあまり見えませんでした(笑)
ロッジに戻り就寝。
明日は5時に起きて朝日を見に行ってきます。
そういやトイレの水が黄色かった!笑
これは前の人がおしっこを流さなかったのではなくアマゾン川の水をひっぱってるから黄色くなってるだけです。
アマゾン川の黄色い水は土が溶けてるだけでインドのガンジス川のように汚いわけじゃないそうです。
アマゾンツアー2日目:アマゾン川の朝日
5時にスタッフのジーノが起こしにきた。眠い。
今日はアマゾン川の朝日を見に行きます。
船に乗り出発!
しばらく進むとジーノが高音の口笛を吹き出した。
ピンクイルカを呼んでるらしい。
ピンクイルカを見ると幸せになれるとか!
雲が多いけど日も出て明るくなってきた。
ちなみにこのジーノは英語ペラペラで僕や他の日本人、欧米人とかにゆっくり説明してくれる。ありがたい。
しばらく口笛を吹いていると朝日が反射する川に何かが見えた。
みんながドロフィン!ドロフィン!と叫ぶ!
僕も見ちゃった!これで幸せになれるー!!!笑
動物園みたいにジャンプしたりしないけどお腹が一瞬見えるくらいまで出てきてくれる。
ほんとにピンク色!濁った泥水からピンク色のイルカが出てくる!
ちなみにイルカは人間の次に脳が発達した生き物らしい。
しかもちんちんが人間のに似てるとか(笑)
宿に戻り朝食を頂きます。
朝もバイキング形式。
でも玉子焼きは一人一個!笑
朝食後はまたアマゾン川を眺めながらのんびりしました。
日が出てるうちは蚊が少ないからいいね。
あ、たいこが鳴った。次はどこに行くんだ?
船に乗り込みどこかに向かうが、船の中で暇やったから運転させてもらった!
意外と難しいです!
着いたのは怪しげなつり橋のかかる場所。
これ渡るの?落ちたら最悪だね。
橋の向こうには動物園みたいなとこが広がっていました。
檻とかあるのに野生猿が普通に外を飛び交ってて面白そう!
ここは動物園?ただのジャングル?笑
檻の中には蝶がたくさんいました。
他にも猿とかトラ、なんかよく分からん動物も!
トラは愛想悪くて背中の写真しかとれんかった。
動物園を出ると現地の人がほのぼのと川で洗濯やら水遊びをしていた。
こういうのんびりしたの羨ましい。
日本はなにかとせかせかしてるからな。
そんなほのぼの町をみんなで歩いて帰る。
行きは船やったのに?笑
町を突き抜けたとこから船に乗りロッジで昼ごはん。
しつこいようですがバイキング!
その後は自由時間にロッジにあるプールや川で泳いで遊んだ。
時間の無駄なような気もするけど、ここから夜まではなんにもなかった。
でもここはアマゾン。
無駄な時間を楽しもう。
アマゾンツアーには1泊2日と2泊3日があります。
僕らは2泊3日ですが、やることはたぶん同じだから2dayでもよかったかもしれないな。
アナコンダを首に巻くやつとかやるんかな?
タランチュラもまだ見てないな。
アマゾンツアー3日目:ナマケモノがめっちゃかわいい
アマゾンツアーの最終日。
ゆっくりした川同様にゆっくり流れる時間を楽しんだつもりが、あっという間に終わりを迎えちゃったな。
この日は朝は何もなかったけど7時には起きちゃう僕。
8時過ぎに朝食やったけどそれまでゆっくり川を眺めていた。
朝食の後は昨日とは別の動物園へ。
今日はピラニアを見に行くらしいです。
着いたらかわいいオーム?と猫ちゃんが出迎えてくれた。
オーム?を手に乗せた!
爪が鋭いけど意外と痛くない!
めっちゃかわいい!
オームで始まり、ピラニアに餌やりしたりワニとか3mくらいあるでかい魚に餌やり。
面白いけどちょっと怖い。
男だからびびらんように頑張ってたけどね!
園内にレストランみたいなのがあって、そこでゆっくりしてたらインコがいた!
そっと指を近づけると頭を下げて「なでなでしてー」って言ってきた。(※実際は言ってないけど心の声が聞こえた気がする)
頭を触っても全然逃げないしむしろすり寄ってくる。
なんて人慣れした鳥なんや!日本帰ったらインコ飼おう。
次に行ったのはまた別の動物園?
とにかく猿がいっぱいいるところです。
ポケットに携帯とか入れとくと猿にパクられるからちゃんと鞄にしまっておいた。
手にみかん持ってると体よじ登ってくる!
妙に油ギッシュで首とかめっちゃかゆいけどかわいいからゆるす!
あ・・・
やばい。
こいつ
まじかわいい!
なまけもの抱っこしてきた!
前髪がぱっつんでかわいいなー。
次はいよいよアナコンダを首に巻く時がきたか!!?
アナコンダの檻に入るがスタッフがなんか言ってる。
スペイン語だからさっぱり分からん。
どうやら首にまくことは出来ないらしいです。
なんやとー!!残念やけど怖いからいいや!
帰って昼飯を食ったら原住民のダンスを見にいった。
見るだけじゃなくて一緒に踊ると聞いていたのでめっちゃ楽しみやったけど、この原住民とかまじでやる気ないです。
適当に踊りはじめてダラダラ歌って途中手をつないで少し一緒に踊ったけど全然盛り上がらんし面白くない。
なんなんやこれ。クオリティ低過ぎやろ。
そのくせチップくれとか言ってくる。
そして町でも買えるお土産を割高で販売してきます。
原住民観光はいらないですね。
その村の奥から宿まで歩いて帰れるらしく、みんな(5人)で森に入っていった。
いきなり何か動物の鳴き声。
ここは完全にジャングルの中。怖い。
背の高い気が生い茂り、太陽がどっちにあるのかも分からない。
ちょっと目を離すと前を歩いていた人がどこにいるのか分からなくなる。
ジャングルまじ危ないわ。
けもの道がしっかり出来ていたから迷わなかったけど。
ジャングルを歩くと野生の猿が現れた。
遠くてよく見えなかったけど真っ黒な猿やった。
スズメバチの巣みたいなのもある。
更に蟻がでかくて勝手に俺の足をよじ登ってきて噛みついてきます。
これがめちゃくちゃ痛い!
噛まれたとこは赤く腫れあがります。
なんなんやここ。早く出ていきたい!
30分ほど歩いたかな?
ロッジが遠くに見える!もうすぐや!
蟻にかまれまくった足もまじで痒いし早くロッジに戻りたい!
と、思ったら行き止まり。
雨期で川の水が増して道がふさがっていた。最悪。
また蟻がうじゃうじゃいる蟻地獄を噛まれながら戻らなあかんのやな。
帰りはみんな気持ちが同じ。
めっちゃ早歩きでそれぞれはぐれないように意識しながら急いででジャングルを抜けた。
3dayのツアーの最後はクオリティの低い民族ダンスと蟻地獄か。
一生忘れられませんね(笑)
なんだかんだ言ってもアマゾンは楽しかったな。
17時に船に乗り町に帰る。
もうすぐシャバに帰るんか。
なんか寂しいな。
レティシアへ船移動
ツアーから帰ってきて最初の宿と同じ宿に泊まり翌朝5時半発の船に乗った。
でも実際に出たのは6時半。
あたりまえのように到着も1時間遅れた。
船の中で飯も出ましたが、ほんとにしょぼく、コッペパンに3cm×3cmくらいのハムが挟まってるだけ。
昼はまあまあよかったけどこんなもん。
夕方レティシアの国境を挟んだペルー側の町に着いた。
町?川に浮いてますけど?笑
船を降りたとこは川にかこまれた土台の上。
ここからどうやって移動を?
客引きが来て船でイミグレとレティシアに連れてってやると。1人10ソル(約400円)。
もう断れないよね。
イミグレも川に浮いていた(笑)
今は雨期で川の水が増してるからこうなってるらしいです。
さあレティシアだ。
南米最後の国コロンビア!
まとめ
アマゾンツアーは全体的に虫との戦いになります。
僕はあまり刺されないのですが、それでも戦います。
強力な虫除けスプレーなどを持っていくのがよいですね。
虫と原住民観光を除けば、アマゾンの大自然を楽しめて最高のツアーでした。
ネットの無い世界でのんびり出来たのもよかったです。
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