モンテネグロのコトルからドブロブニクにやってきました。
ドブロブニクは、ジブリ映画「紅の豚」と「魔女の宅急便」の舞台になったと噂される街です。
ヨーロッパ感オシャレだと思ってたけど、とうとうジブリの世界に足を踏み入れてきます。
ちなみにドブロブニクの旧市街も城壁で囲まれており、街全体が世界遺産になっています。
意外と宿が安かったので宿泊
コトルからのバスは11時過ぎごろドブロブニクに到着しました。
ドブロブニクは物価が高いからちゃちゃっと観光して夜には次の街に行く作戦でしたが、バスを降りるとおばさんが声をかけてきました。
おばさん「宿は決まってる?私のとこは二人で25ユーロよ。」
ドブロブニクの宿は安くても一人15ユーロくらいが相場です。
二人で25ユーロは安いほうやな。
バスの時間を考慮して、次の予定を考えていたらおばさん勝手に値下げしてきました。
おばさん「一人10ユーロよ。これならどう?」
OK。泊まろう。
せっかくのドブロブニクを数時間でサヨナラするのももったいないし、宿10ユーロなら次の街に行っても同じくらいやろうしな。
おばさんと一緒に宿へ向かう途中、パン屋に寄りました。
パンを買うためではない。
もちろんパンも欲しかったけどまだクロアチアのお金を持っていなかった。
パン屋に行った目的は店員さんを見るため。
パン屋のお姉さんレベルが異常に高い!!
宿に着くと、そこはおばさんの家の一室でした。またこのパターンか!
宿には既に二人旅人がいて日本人でした。
老けて見えたけど大学生らしい。
大学生からドブロブニクの情報を仕入れていざ観光へ。
ドブロブニクの旧市街は魔女の宅急便そのもの!
宿から30分くらい歩くと旧市街に到着しました。
思ったより小さい感じです。
この街も城壁で囲まれている。
入場料は特にかかりません。
中に入ってびっくり!!
めっちゃきれい!
さすが街全体が世界遺産なだけある!
コトルもよかったけどここもすごい!!
地面は完全に自動車が走るためのものではないです。
街の中には民家もありますが、中心部にある広場の近くには教会や病院と思われる場所があります。
ちなみに、この旧市街の中で宿泊することも可能ですが、値段がバカみたいに高いです。
ちょっと脇道に入ってみよう。
こういう道ドキドキするな。
あぁ・・・この細道魔女の宅急便ぽい!
城壁に登れる階段にたどり着いたけどチケット無いとだめらしいです。
チケットは100クーナ(約2000円)。
高い!さすがクロアチア!さすがドブロブニク!
丘の上から見るドブロブニクの景色はまさに世界遺産
ケーブルカーに乗って丘の上に上がってみました。
ケーブルカーは片道60クーナ(約1200円)と少し高いけど、徒歩で登って降りることも可能です。
ケーブルカーの上からみるオレンジの屋根が魔女の宅急便そのものですね。
美しい・・・けど小さくてよく見えない。
いいカメラがほしい!
観光客は韓国人が多いけど、日本人もいっぱいいます。
日本人観光客は久々に見た気がするな。
欧米の方はさすが楽しみ方を知ってる感じ。
あの軽いノリが羨ましい。
下りは1時間かけて歩いて降りました。
森を抜けて
民家を抜けて
あ!ジジがいる!!
そして着いたとこは旧市街の城壁の外側の海岸でした。
街に夕日が当たってきれいです。
ドブロブニクからボスニアヘルツェゴビナ・モスタルへの行き方
それにしても日が暮れるのが早いです。
17時には日が暮れてしまいます。
旧市街からの帰りに、モスタル行きののバスチケットを買うためにバスステーションに寄ってきました。
ドブロブニクのバスステーション
モスタルまでは118クーナ(約2400円)。
朝8時発を買いました。
翌朝宿を出てバスに乗り、11時半ごろバスはモスタルに到着しました。
1992年から1995年にボスニアヘルツェゴビナとセルビア、クロアチアは戦争をしていたそうです。
日本ではバブル経済がはじけたタイミングです。
当然僕は生まれています。
そんなときにヨーロッパでは何20万人の死者が出る大規模な戦争があったという。
モスタルにはスナイパーの橋ってのがあるみたい。
その橋を渡る人はみなスナイパーに射殺されたとか。
オシャレなヨーロッパから現実的な東ヨーロッパの旅になります。
まとめ
ドブロブニクはまさに魔女の宅急便でした。
紅の豚は見たことはあるのですがあまり覚えていないので分かりませんでした。
オレンジの屋根を見たときはヨーロッパに来たなと思ってしまった。もうとっくにヨーロッパに入っているのに。
これから西のほうに行くにつれどんどん物価が高くなっていきますなぁ。
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