オラ!ブエノスディアス?
南極に近いエルカラファテをゆっくり観光した後、飛行機でアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに来ました。
ブエノスアイレスはケチャップ強盗が多発している危険な町ですが、町全体はとてもきれいでした。
物価は高めですが、でも肉は安いです!
ブエノスアイレスから近いようで遠いところ(バスで18時間)のところにイグアスの滝という世界最大の滝があります。
世界最大量のマイナスイオンで旅の疲れを癒してきます!
死を覚悟するほど肉食ってみた
エルカラファテからの飛行機は1時間半ほど遅れ0時に到着しました。
荷物を受け取ったりしてたら1時過ぎです。
こんな時間にブエノスアイレスを歩くのは危なすぎるんで空港にお泊まりすることに。
特に空港のまわりはケチャップ強盗などが多いです。
地べたにマチュピチュで買ったカッパとゴアテックスをひいて横になると意外と寝れる?・・・わけない!
ただでさえ眠りの浅い僕。10分おきに目が覚めますよ。
朝起きて空港を出る。目の前には海が広がっていました。
これは大西洋か!?
ブエノスアイレスの日本人宿
まずは宿でゆっくり腰を下ろしたい。
空港でタクシーに乗ると高いです。
上野山荘近くまで1200円もします。
でも空港出て300mほど歩いてから乗ると600円でいけます。
ただ空港出てから歩くのはめっちゃ危険らしいのでもう二度とやりません。
藤旅館で出会ったようちゃんは、時間があるからと空港から宿まで歩いている途中でケチャップ強盗に合いカメラや充電器など持っていかれちゃいました。
それ聞いてなかったら僕も歩いてたかもしれません。
ようちゃんありがとう。
ブエノスアイレスには有名な日本人宿が二つあります。
日本旅館と上野山荘という宿です。
僕は上野山荘がオススメと言われたのでこっちに来ましたが、日本旅館が最高の日本人宿と言う旅人もいます。
しかし日本旅館は説明が長かったり理不尽な理由で追い出されたりするらしいので合わない人にはきつそうです。
上野山荘はただの居心地のいい素敵な日本人宿でした。パソコンを共有スペースに放置していっても誰も盗みません。笑
値段はちょっと忘れましたが、どちらも150ペソ(約1500円)くらいだったと思います。
上野山荘の場所
ブエノスアイレスの町を散歩しながら観光
宿に到着して一安心。
誰かが置いてったものにカツラがあったから被ってみた。
ブエノスアイレスには男のストリップがあるらしいです。
女性しか入れないから男は女装して行くらしい。その為のカツラです(笑)
宿でまたようちゃんと再開した。
ようちゃんがイグアスに向かって出ると言うので僕も一緒にバスターミナルへ。
エンカルナシオンかイグアスへ向かうバスの値段を調査するためです。
エンカルナシオン行きは4日後。900ペソ(約9000円)
3月31日に公共機関のストライキがあり、さらに4月の2-5日まで南米全体の祝日らしく、それの影響で4日後にしかバスが出ないそうです。
しかもエンカルナシオンに行ってもブラジル大使館も休みだから6日まで足止めになってしまう。
イグアスまではセミカマで700ペソ(約7000円)です。
こちらは毎日出ているようです。
んーどうしよ。
とりあえず宿に戻ることに。
バスターミナルを出ると近くにテントが見えた。
泥棒市みたいなのがやってる。
行ってみるとアルゼンチン人が帰れという。むかつく!なんでやし!
宿に戻るとみさっこから連絡が来てました。
足の怪我がやばいらしく手術が必要とか。今までの医者なんやったんやろ。
ブラジルは諦めてイグアス見たあとみさっこのいるサンティアゴに向かおう。
長く一緒に旅したし最後に会いに行ってくる。
と言う事で次の目的地はイグアスです。
イグアスを観光して、ブエノスアイレスに戻り、サンティアゴに向かいます。
ちなみにさっきのバスターミナルの近くのテントがたくさんあるとこはスラムらしいです。
かなり危険だから近寄らないようにって宿で言われました。
さっきのアルゼンチン人は危ないから注意してくれたんやな。いい人やった。
さて次の目的地も決まったしブエノスアイレスを楽しもう!
ブエノスアイレスでは主に肉を楽しみますが、街並みがとてもきれいなので散歩だけでも楽しめます。
みんなでレートが高いと有名なお土産屋さんに行って町を散策した。
闇レートは12.5だった。バリローチェとそんなにかわらんな。
他に日本食材店もあるらしいのでおっちゃんとかおちゃんと三人で行ってきた。
男二人もいれば安心!
ブエノスの町は想像以上にきれいでした。
危ない町って聞いてたしもっと北斗の拳みたいなの想像してたのですが。
町はスペイン色がかなり濃く、アーティスティックな町並みです。
そしてこちらが日本食材店。
中はこじんまりとしてるけど、味噌とか本だしも売ってる!
店員さんは移住した日本人の孫とか。
難しい言葉は分からないらしいけど日本語も普通に通じます。
ここで味噌と乾燥ワカメ、本だしをゲット!
いつでもワカメのみそ汁が食える!
帰り道は行きと違う道を通ってみました。
やたら渋滞してると思ったらストライキやってた。
OJO(オホ)という美味しい肉630gに挑戦
これはエンパナーダ屋さん。
外からガラス越しに調理している姿が見れます。
さすが地元の人は包むのがうまいね!
右側の人はちょっと偉い人っぽいんやけど、僕がガン見してたらいいとこ見せようと左のバイトの手伝いを始めました。
でもバイトのほうがうまい!笑
バイトかどうか分からんけど
ちょっと美味しい肉の部位紹介!
リブロースは、サーロインよりも高級らしいです。骨付きのステーキで売ってるので塩胡椒、ニンニクで味つけて20分ほどオーブンで焼くとめっちゃうまい!
フィレは、日本でも大人気のフィレ肉!オーブンもいいけど、一口サイズに薄く切ってフライパンで焼いて食ってもうまいです。玉ねぎとニンニク、生姜をおろして醤油と砂糖で味を整えたソースをかけて食べるのもうまいです。
OJO!スペイン後ではオホと読むそうです。どこの部位か分かりませんがブエノスアイレスのスーパーにはOJOと書かれた肉が売ってます。旅慣れしている人に聞いたところこのオホという肉が一番美味しいそうです。
このOJOという部位でどれだけ食えるか挑戦してきました!
630gで700円くらいです!
過去に旅人で1kgに挑戦した人もいるようです。
みんなで肉調理!
フライパンの上は肉だけ!笑
そして完成したのがこれ。
肉とごはんとみそ汁。左上のは味の変化を楽しむための玉ねぎをおろした肉のソースです。
400gまでは幸せだったけど最後は戦いでしたね。もう肉いりません。
でも柔らかくて本当に美味しいお肉でした。
肉好きな旅人は是非1kgに挑戦してください。
日本人宿っていいね。
てか日本人ていいね。悪いことせんから(笑)
楽しいこともみんなでシェアする分け与える心があります。
みんな俺と出会ってくれてありがとー!!
世界最大の滝イグアスの滝に突っ込んできた
ブエノスアイレスからバスで18時間くらい。
到着したのはイグアスの滝の最寄りのプエルトイグアスという町です。
ここにはイグアスの滝を見るためだけにきました。
さっそく宿探し。
プエルトイグアスで利用した宿
ブエノスにいたときに教えてもらった宿はフルだったため、バスターミナルのインフォメーションで聞いた安い宿にきました。
20人ドミで100ペソ(約1000円)です。
プールとキッチンがついてます。
部屋にはボロイけどエアコンもあった!素晴らしい!
この町ほんと暑くてじめじめします。これが熱帯か?
ブエノスアイレスも暑かったけど乾燥してて居心地は良かったです。
イグアスの滝ツアーに行ってきた
到着した日はさすがに疲れていたので宿でイグアスツアーのチケットだけ買ってゆっくりすることに。
チケットは、バスターミナルのインフォメーションで購入してきました。
入園と滝突っ込み、それと滝までの往復バスを全て含めて630ペソ(約6300円)でいけます。
入園料は入園のタイミングでの支払いになるのでそれ以外をここで全て予約しました。
そして次の日イグアスの滝へ。
朝7時半には宿を出ました。
朝早く行く理由は今南米全体の祝日になっており、観光地は激込みらしいからです。
滝までのバスは往復で100ペソ(約1000円)。
20分くらいで到着して前を歩く欧米人について行くと入り口がありました。
おお!これがイグアスの滝の入り口か!
出迎えてくれたのはこいつら。かわいい笑
こいつら公園内にいっぱいいるけどなんだろう?
インフォメーションらしきとこで滝突っ込みの時間を指定して滝に向かう。
途中小さい滝も見ながら木の隙間から見えてきた!イグアスの滝!
そして!これがイグアスの滝!!
ここは全体が見渡せるいい場所!
iPhoneのパノラマ撮影で撮ってきた。きれいでしょ?笑
更に進むと日本人ツアー客と遭遇。
後ろをついていくと、日本語でガイドさんが説明してくれました。
イグアスの滝のすぐ近くでも撮影できます。
そして、いよいよ滝突っ込み!
ライフジャケットを着てボートに乗りこみます。
日本人ツアー客はみんな全身カッパを着こんでいるけど、欧米人は水着に上半身裸とか。
欧米人はマナー悪いけどこういう楽しみ方は知ってるよな。
僕も便乗して上半身裸になりました!笑
携帯とか濡れて困るものはゴムの袋に入れておけるので濡れる心配は一切ありません!
ボート出発!
ボートの上で欧米人はガキみたいにまわりの迷惑を気にせずはしゃぎまくります。
写真撮りも一通り終わりいよいよ突っ込み!
まじ滝の音が「ゴゴゴオッゴゴゴゴゴゴオGO!!!!!」
え?こんなとこ突っ込むと死ぬよ?
そんなことを考えていても無情に船は滝に突っ込んでいく。
ギャー!!!!!!!!!ハハハッハハ!!!
フィー!!!!
めっちゃ楽しい!
びっちょびちょでカッパなんかじゃ防ぎきれないです!
日本人のみなさん大丈夫ですかー?笑
フィー!!!!
滝には全部で3回も突っ込んでくれました。
んで次は入口付近まで戻り園内の電車で移動し悪魔の喉笛を見てきます。
この電車が激込みで噂では1時間以上並ぶとか。
それが早朝に入園したからか20分くらいで乗れた!よし!!
電車を降りて少し橋を歩くと、だだっぴろい川に穴が空いてるような不自然な景色が見えてきました。
これが悪魔の喉笛です!
ぎゃー!!!!ハンパない音と水しぶき!!
ゴゴゴゴって音上から聞くとめっちゃこえー!!
落ちたら死ぬな。
イグアスの滝は楽しかったし、人生で一度は見るべきものだと思います。
宿に帰ったのは15時くらい。
荷物をまとめて17時のバスに飛び乗った。
ブエノスアイレスまでの帰りのバスは900ペソ(約9000円)。
行きよりちょっと高いけど今回はカマです。めっちゃ広々。
明日にはブエノスついてそのままチリのサンティアゴに向かいます。
まとめ
イグアスの滝は絶景でした。
日本から見て地球の真裏くらいになるのでなかなか来れるものではないですが、人生で一度は見ておきたいです。
ちなみにブラジル側からも見れるそうです。
アルゼンチン側から見て、ブラジル入国してブラジル側から見て、そのままブラジル観光という流れが多いようです。
景色はブラジル側からのほうがきれいという噂もありますが、アルゼンチン側からでも充分きれいでした。
パラグアイのエンカルンシオンでブラジルビザをとって、イグアスを見てそのままブラジルに抜ける予定だったけど、予定変更。
長く一緒に旅したみさっこが今チリのサンティアゴで怪我治療をしているのですが、一向に回復に向かいません。
その影響で日本に帰ることになったのでチリのサンティアゴまで見送りに行くことにします。
4/2-4/5まで南米全体が祝日だったので連休終わるの待ってるのもあれですしね。
ちなみに南米はキリスト教ばっかりでこの祝日はキリスト関連らしい。
それで南米全体休みだとか。
仏教の休みってあったっけ?
みさっこの帰国に間に合うように急げー!
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